代表より求職中のみなさまへ

数ある保育園の中から、わざわざみらいえ保育園のページをクリックしていただき、ありがとうございます。

 

当園はなかなかいい園だと思います。しかし「うちはいい園だ」なんてことはどの園の採用ページにも書いてあります。どうしたらみなさんに伝わるのでしょうか。やっぱりこういう文章じゃなくてYouTube動画なんでしょうか。

 
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当園の保育の考え方、方針についてかいつまんでご説明します。
子どもの遊び、生活の充実を第一に考えていますが、目立った特徴や独自の取り組みがあるわけではありません。至って普通だと思います。

 
1.子どもの気持ち・欲求の尊重
乳児は自分一人では生命を維持することもできません。会話もうまくできません。
われわれ保育士の子どもへのリアクションの「瞬発力」と「的確性」は何よりも大切です。
 
2.遊び・生活の環境と発達段階との適合
このことが上手くいっていれば、子どもが遊び込むことが増え、生活もよりスムーズに流れていきます。しかし、「遊び・生活環境と発達段階との適合」は簡単なことではありません。その理由は主に3つあると思います。1つ目は発達段階を適切に捉えるのが難しいこと。2つ目は、発達段階を適切に捉えたとしても、それに見合う環境がオートマチックに明らかになるわけではない(調べ考える必要がある)こと。3つ目は、発達段階に見合う環境に目星が付いたとしても、それが実際にできるかどうかはまた別問題ということ(物理的、予算的制約など)。不断の見直し、改善が必要です。1つ目については当園では独自のWEBシステムがありますので比較的やりやすいと思います。
 
3.子どもの自主性の尊重(指示やルールが最小限の保育)
保育は、その狙いに基づいて保育士があらかじめ周到に環境やテーマを用意しておき、「子どもが自ら動く」よう誘導するものですから、大人からの指示とかルールというのは最低限にしたいものです。しかし、保育(子育ても)は常に過度の指示、過剰なルール、無用な厳しさを暴走させる可能性を孕んでいます。過度な指示でも過剰なルールでも「危ないから」「先々困るから」「わがままになるから」といった(一見もっともらしい)判断根拠に依れば正しく見えてしまう。「危ないから」「先々困るから」という考えに対して「危なくない」「先々も困らない」と反証することは不可能です。乳児ですから一挙手一投足全部が危ないに決まってるし、先々のことが分かるわけがない笑。
だからと言って、指示やルールで行動を縛れば良いということではないはずです。そうではなくて、どうやったら安全に楽しくそして子どもが自由に過ごせるかを子ども毎の発達・特性を踏まえて考え、その環境や関わりを用意するのがわれわれプロの仕事です。そして、それが「たのしいね」「すごいね」「できたね」等のポジティブで温かい関わりにも繋がっていきます。何より子どもも保育士もストレスから解放されます。「〇〇します」とか「〇〇しません」ではなく、環境によって誘導したいものです。
 
4.子どもの生活ペースの尊重
園生活では「早く」と急かすことなく、伸び伸び、ゆったりとした生活にしたいと思います。このことは生活の場面転換時に問われます。日々の戸外遊びが充実していれば子どもは散歩に行きたがり、朝の戸外遊びへの場面転換はスムーズになります。戸外活動を終えて午前食に移行する場面でも、十分に遊んで空腹を感じたり午前食に期待が持てれば自分からスムーズに遊びを切り上げられるでしょうし、ごはんも勝手にモリモリ食べます。たくさん遊んでたくさん食べれば自然と眠くなります。日常の一つ一つの場面を、子どもにとって安心でき温かく楽しいものに構成し日々繰り返すことがいわゆる「生活の見通し」につながり、その見通しが子どもの自発的な動きにつながり、結果として伸び伸びと落ち着いた生活になります。そうすれば「早く」と急かす必要はなくなってきます。のんびり屋さんの子でも、せめて待ってあげたいものです。
 
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保育は、保育士によって考え方・やり方にバラつき(差)が出やすいという特徴があります。もちろん、一定の範囲中のバラつきであれば問題ありませんが、範囲外の方法が常態化したり、稀にであっても「外れ値」があるとまずいことになります。
当園では、保育所保育指針に基づく保育課程よって、ここで言う「範囲」を明確にしています。指針や課程が保育現場でどれだけ重きを置かれているかは園によってさまざまと思いますが、当園では憲法のようなものです。ですので、当園が入社を希望される皆さまに求めることは、突き詰めると「指針・課程に沿って保育をしていただく」というただ1点になります。全ての土台となる養護(子どもの欲求に対する適時、丁寧な対応)を丁寧に丁寧にして、その上に教育(子どもが自ら環境に働きかけていく場づくり)をきちんと乗せていく、ということです。

 

無論、指針や課程に沿ってさえいれば保育がオートマチックに良くなるわけではありません。まず子どもの多様性を踏まえなければならないし、子どもは成長・発達という変化をし続け、特に乳児はそのスピードが劇的に速いわけですから、常に見直していかなければなりません。そのためには知識、技術、試行錯誤も必要になりますが、まさにその点に保育の難しさ、保育士のプロフェッショナリズムがあるのだと思います。一時の子守りなら誰にでもできるかもしれませんが、長期にわたる連続性を前提とする保育は誰にでもできることではありません。
 
難しい仕事だからこそ、減らせる仕事の負担は極力減らして、保育に集中することが大切だと思います。一般的に言われる保育の仕事のキツさには、書類作成が筆頭にあって、行事、制作、壁面、職員会議、事務、雑務、またはこれらをひっくるめて持ち帰りとかサービス残業などがあると言われます。こういったことの背景には「子どものために」という保育者の純粋な思いがあったり、各園のルールもあるかもしれませんが、いずれにせよ、あれもこれもと頑張って結果バーンアウトするようでは元も子もありません。「真に子どものためになるか」という観点で仕事に優先順位を付け、注力すべきは注力する、そうでないものは簡素化するか、廃止する。こうした方が結果として保育が良くなると思います。当園の仕事の負担は小さい方ではないかと思います(と社員が言っているので・・・)。もっとも、負担感の大小は皆さんの能力によるところも大きく、いずれにせよそれは皆さんが判断されることですから、面談の際にきちんと説明させていただきます。

 
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みらいえ保育園という園名は、子どもたちの「未来」と「家」ということで付けました。未来とは、まさに字の通り「未だ来らざるもの」のことです。未だ来らざるものが、将来どのようなものとして立ち現れるかは誰にも分かりませんから、その意味で未来とは原理的に不確実なものです。しかし、一つだけ「確実」なことは、子どもたちの未来、すなわちその子がどう成長しどういう大人になるか、その芽生えは、私たちの保育の中にあるということです。保育士は、安全に子どもを預かることだけでなく、子どもが健やかに成長し明るい未来を迎えることに対して責任を負っています。そして、まさにその責任こそ、保育という仕事のやりがいではないかと思います。
 
指針と課程に沿って丁寧に丁寧に保育をする、その試行錯誤の中で見る子どもの成長発達にこそ格別の感動があり、それを親に伝え感動を共有することにこそ仕事の醍醐味があると思います。こういったことに共感していただける方はぜひみらいえ保育園にお越しください。普通の保育を丁寧に地道にやる。その限りにおいて皆さんに裁量は委ねられます。皆さんの創意工夫も大いに活かせる職場だと思います。
 
 
転職(就職)先はイチかバチかで決めるようなことではありませんから、最初の面談でまず当園の保育課程や計画書類等をご覧いただき、当園の考え方・やり方をご説明します。実際の園も見ていただきます。その上で「ここならば」と思っていただけましたら、応募していただければと思います。
 
いろいろ書いてはおりますが、やる気があれば、大丈夫です。
まずはお気軽にご連絡いただければと思います。

 
 
 

※これを読んだ社員から「こんな長いの誰も読まない、もっと簡潔に」「かいつまんで、と言いながら全然かいつまんでない」「メチャ門戸を狭めてて意味不明」といった指摘が多数ありました。考えてまた変えたいと思います・・・